コマーチ社がオープンAPI準拠認証でTM Forumからゴールド認証を取得

コマーチ社のODA準拠の完全なポートフォリオには、現在、Open APIに準拠した10のAPIがあります。システムのアーキテクチャと同社のアプローチは既にオープンデジタルアーキテクチャ(ODA)に沿っており、同社は引き続き認証を継続する意欲を維持しています。 

コマーチ社がTM Forumでゴールド会員に

コマーチ社が提供する10種類すべてのAPIはすべて、ODA基準を完全に満たし、オープンAPIを通して導入されています。

コマーチ社は、ODAを念頭に置いたアーキテクチャ設計によりシステムを構築しているため、製品はいずれも業界最高基準を満たしています。さらに同社はODA認証を取得する重要性について理解しており、この指定の達成に向けて積極的に取り組んでいます。ODA認証を獲得することで、同社は製品の品質および信頼性にさらに自信をもって顧客に提供することもできます。

TM ForumのOpen APIは、さまざまなエコシステムでのサービス間での円滑な接続、相互運用性、ポータビリティをサポートする国際的な考えです。コマーチ社はすでに10番目のAPIでTM Forumより認証を取得し、正式にゴールド会員の地位を確保しました。

TMF 642 – アラーム管理

コマーチ社のOSS障害管理は、障害管理APIを通し、事業者のハイブリッド型物理・仮想ネットワーク障害による問題管理、そしてネットワーク構成要素と遅延の監視を支援します。ユーザーは迅速かつ柔軟な方法で潜在的な問題を管理することができます。

TMF 622 – 製品発注管理

コマーチ社のBSSサービス製品発注管理APIは、中心的なComarch BSS APIの一部であり、顧客からの受注を管理する標準化したメカニズムを提供しています。各注文は、製品カタログで事前に設定することで利用できます。

TMF 637 – 製品在庫管理

コマーチ社のBSSサービス製品在庫管理APIは、製品例の管理を支援します。これによって、在庫にある製品を簡単に読み出し、作成し、修正することができます。

TMF 678 – 顧客課金管理

コマーチ社のBSS顧客課金管理APIは、事業者による顧客用の請求書の発見と検索に役立ち、事業者は顧客の請求書に記載された料金明細を確認することができます。

TMF 639 – リソースインベントリ管理

コマーチ社のBSSリソースインベントリ管理APIは、リソースインスタンスの管理を担当する標準化されたメカニズムを提供します。システムでは、インベントリ内のリソースの取得、作成、修正を可能にします。

TMF655 – 変更管理

コマーチ社のOSSサービスデスクは、業務プロセスを管理、監視、報告するシステムで、インシデント管理、問題管理、変更管理という3つの主要モジュールで構成されています。自動化、人工知能、機械学習により、システム構成要素は円滑に通信して最高の品質を確保することができます。

TMF676 – 支払管理

コマーチ社のBSS Suiteで提供されるモジュール型アーキテクチャは、BSSスタックとして導入可能です。このため、TM ForumAPIを通して外部モジュールとシステム統合できます。Comarch BSS Suiteでは、支払いと返金に対応するコンバージェント課金機能が重要な役割を担っています。

MF621 – トラブルチケット

コマーチ社のOSS トラブルチケット管理APIは、Comarch OSS Assurance Suite の一部です。チケットデータの問題の管理、チケットの取得、作成、変更などのチケットに対する作業をサポートする標準化したメカニズムを提供します。

TMF632 – 関係者管理

コマーチ社のBSSサービス関係者管理APIを使用すると、ユーザーはパーティデータ管理を円滑化します。チケット発行プロセスと同様に、取得、作成、変更などの作業が可能になります。

TMF629 – 顧客管理

コマーチ社のBSSサービス顧客管理APIは、顧客データをより適切に制御することに取り組んでいます。顧客のリソースで動作するため、標準化されたメカニズムで検索、作成、変更することが可能になります。

アプリケーション・プログラミング・インタフェース(API)とは?

API ソリューションを使用する目的は、2 つ以上のコンポーネントが適切に定義されたプロトコルを介して相互に通信できるようにすることにあります。開発者は、API契約に基づくアプリケーションの構築を担当し、API は共有できる情報とその要求方法について説明しています。多くの互換性のあるシステム間の連携を可能にするソリューションを提供し、企業が急速に発展する業界に影響を与えることができるようにすることが、APIの主な目的です。

コマーチ社もオープンAPIマニフェストに署名

2020年12月、 コマーチ社はOpen APIマニフェストの署名者グループに加わり、オープンスタンダードの進化への取り組みを積極的に強化しています。これらの行動は、TM ForumのオープンAPIを使用してデジタル・エコシステムの相互運用性を開発したいという意欲の表れでもあるとお考えください。これによって、コマーチ社はマニフェストに関与する124の主要なテクノロジーパートナーの1つとなりました。

TM Forumへの貢献に向けたコマーチ社の意気込み

「コマーチ社一同は、ODAへの適合に向けた取り組みで競合他社を凌ぎ、卓越した役割を担い続けます。我々の専門チームは製品とサービスを改良すべく、たゆまぬ努力を続けています。業界最高基準を満たす革新的なソリューションをお客様にお届けできることを楽しみにしています」。

コマーチ社通信事業部[TH1] コンサルティング主任ティモテウシュ・ヴロナ

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