セキュリティは、組織にとって重要な関心事です。潜在的な攻撃を回避するには、社員が会社のリソースにアクセスしている様子をモニターすることが重要になります。Comarchの位置情報ソフトウェアを使用することで、データアクセスを制御し、地理・機能両面においての位置情報に基づいて特定のアクセス制限を設定できます。
GPSとIPから受け取ったユーザー位置情報データのあらゆる相違をモニターできます。さらに、デバッグ、シミュレータ、rootの各モードでのアクセス試行を見逃すこともありません。この情報とスコアリングルールに基づいて、アクセス要求ごとにセキュリティリスク評価が行われます。これにより、社員の作業場所が会社でも、自宅でも、出先でも、セキュリティを保つことができます。
このソリューションは、ユーザーの位置情報によってデータやサービスなどの会社のリソースへのアクセスを制御する必要があるあらゆる組織に適しています。このソリューションは、金融部門や機密データを扱うすべての会社にとって重要です。また、スイスに保存されているデータに海外からアクセスすることは禁止されているため、スイス市場のニーズに特に適しています。
Comarch位置情報ソフトウェアは、顧客の認証と許可のモバイルベースのソリューションであるComarch tPro Mobileと統合されています。このソフトウェアは、Eメール、機密データベース、管理パネルなどの各種企業リソースの独立した認証要素(2要素認証)として使用できます。現在実現可能な最高レベルのセキュリティが得られ、銀行、ポイントシステム、eコマースなどの部門のさまざまな企業が利用しています。
Comarch位置情報マッピングソフトウェアにより、以下のパラメータに基づいて、tPro Mobileユーザーの位置情報を判別できます。
この情報により、GPSからのユーザー位置情報とIPアドレスからのユーザー位置情報を比較できます。さらに、Comarch位置情報ソフトウェアは、アクセス試行がroot、デバッグ、シミュレータなどの特定の動作モードで行われていないかを分析して検出します。
なりすましを防止するために、リモート社員が所定の場所にいるかを把握できます
特定の場所からの会社のリソースやサービスへのアクセスを制限または禁止できます
特定の場所(地域、国、大陸)からの機密データへのアクセスを制限できます
GPSとIPの情報が一致しない場合など、疑わしいアクセス試行をブロックできます
トランザクションのセキュリティスコアリングが低い場合に適用する制限を定義できます
その他多数の機能が...
1. 社員がセキュアtPro Mobileトークンを使用して、会社のリソースへのアクセスを試行します。tPro Mobileに割り当てられているIDとログインが同じユーザー情報を指している場合、社員によるログインが許可されます。
2. IPの位置情報がGPSの位置情報と同じであるか、位置情報機能によって検査されます。
3. 位置情報分析が実行され、アクセス試行が制限されている場所から行われていないか確認されます。
4. tPro Mobileがroot、シミュレータ、またはデバッグの各モードで動作していないか、位置情報機能で検査されます。
5. 上記のすべての情報が考慮され、トランザクションのセキュリティリスクスコアリングが計算されます。
6. 収集されたデータ、セキュリティリスクスコアリング、および定義されているリスク許容度に基づいて、操作に対して特定のアクション(データへのアクセスの許可、拒否、または制限)が実行されます。
7. 特権ユーザー(管理者)向けに、出力がユーザーフレンドリなグラフィック形式で視覚化されます。
Comarchの位置情報ソフトウェアには管理パネルが用意されており、許可ユーザーはダッシュボードを利用して、社員の位置情報とアクセス試行を視覚化できます。そこから、アクセスログの履歴を表示できます。また、管理者は、アクセス許可やセキュリティスコアリング計算ルールを調整できます。
御社のビジネス要件をお知らせください。Comarchが最適なソリューションをご提案します。