デジタル化の進む世界経済では、法人顧客と提携企業同士が言葉、時刻、通貨、プラットフォームなど、エコシステムの壁を越えて、協調するための先端的な情報通信システムが不可欠です。法人向けサービス提供には、再販業者や通信サービス拡充を支援するサプライヤーとの関係管理といった、広範な価値連鎖に対応する必要もあります。
コマーチ社の提携管理機能は、通信事業業者によるさまざまな提携関係やビジネスモデルのモデル化を支援し、提携法人同士またはサードパーティーとの連絡調整を円滑化します。提携先のオンボーディングから見積もり、注文、決済に至るまで、欠かせない機能が搭載されています。
見積りと販売はカタログをもとに進めることができます。概算見積りは、必要最低限の情報をもとに、正確かつ迅速に提出できます。提携先の選定も含めて、すべてが自動化されます。見積りが承諾されると、顧客の発注に反映されます。
コマーチ社の提携管理：国や地域を超えて
通信事業者にもその顧客にとっても、世界規模で事業を展開する上で、多通貨対応は基本となります。提携管理システムを導入すれば、支社を展開する地域やサービス提案を受けた分散拠点での通貨が何であるかにかかわらず、本社は共通通貨で提示価格を把握できます。モジュールはマルチテナンシーにもしっかりと対応しており、世界各地の提携企業同士は、同一プラットフォームを利用しながら、独自の製品、プロセス、顧客にアクセスするという棲み分けができます。提携管理システムを利用することで、国や地域の異なるさまざまな顧客が安全で標準化されたサービスをより簡単かつ安定的に世界に展開できるようになります。
