Orange LuxembourgがBSS全面改訂でComarchと提携
このソリューションは、ルクセンブルグにおけるOrangeモバイルのプリペイド/ポストペイドサービス (音声とデータ)、「Orange Love」オファー (インターネット、テレビ、VoIP、モバイル)、およびクラウドと第三者サービスに適用されます。これらのオファーの提案、課金、請求、管理に、Convergent Charging Billing & Revenue Management (収束型課金請求・収益管理)、Voucher Management (ポイント/クーポン管理)、CRM (顧客関係管理)、Self-Care (セルフケア)、Product Catalog (製品カタログ)、Order Management (注文管理)、Application Integration Framework (アプリケーション統合フレームワーク) など、一連のComarch BSSモジュールが使用される予定です。
Comarchは、40種類以上のITシステムの統合からシステムの完全実装、テスト、マイグレーション、始動に至る本プロジェクトで、その全体を監督および調整します。始動後、ソリューションはフランスのリールにあるComarchデータセンターでホストされます。このソリューションに加え、Comarchのマネージドサービスによって、サポートとメンテナンス、請求書関連、また通常のカタログリリースなど、幅広い業務に対応する予定です。
Orange LuxembourgのCEOであるヴェルナー・デ・ラエ (Werner De Laet) は、次のように述べています。「Comarchの反応がとても良く柔軟な姿勢で、現在だけでなく未来のニーズにも応えられる力にとても感動しました。現代の市場で電気通信事業者が競争力を維持するためには、最高の顧客体験を実現し、あらゆるタッチポイントからパーソナライズされたデータ先導型のサービスを提供しなければなりません。また、ミスの削減、対応率の向上、そして付加価値のある活動を重視した自動化を通して効率化を図り、業務上のすべての側面を管理することが極めて重要です。Comarchと提携し、プリペイドサービスの料金チャージや残高管理から、顧客情報管理、モバイルネットワークのプロビジョニング、そして障害票システムに至るまで、BSS業務のあらゆる部分を改善、転換できる極めて大規模なプロジェクトを遂行させたいと考えています。これまでの状況から、このプロジェクトの結果にはとても期待しています」
Comarchのベネルクス担当マネージング ディレクターであるヴォイテック・パウルズ (Wojciech Pawlus) は、次のように述べています。「現代のモバイルユーザーは、あらゆる日常活動に携帯電話を使用しています。現代型のBSSソリューションは、これを反映して、柔軟な請求や課金オプションを提供するだけでなく、製品の簡単な導入や高度な自動化も実現する必要があります。すべて、ユーザーを中心としたデータ先導型の戦略に基づいています。Orange Luxembourgは、妥当な費用でこれらすべてを実現できる現代型のITツールを求めていました。6製品に加え、30種類以上の機能と40種類以上のシステムを統合することで、クライアントのBSSを総合的に転換させていきます。その結果、運営費は削減され、顧客満足度が向上し、Orange Luxembourgの業務は大幅に改善されるでしょう」
Orange Luxembourg (OLU)について
Orange Communications Luxembourgは、ルクセンブルクの一般家庭と企業向けに、モバイル、固定回線、ファイバーまたは同軸ケーブルによる超広域インターネット、またIP/同軸ケーブルテレビなどのサービスを提供している完全収束型の電気通信事業者です。
OLUは、Orange Belgiumの完全子会社です。Orange Belgiumは、Orange Groupに52.9%所有されるベルギーの大手電気通信事業会社です。
ウェブサイト:Orange.lu
お問い合わせ:thierry.iafrate@orangeluxembourg.lu
電話:+352 661 888 620